少しとけた

前回のセッションで私にダメ出しをしたSさん。
心が折れてしまった私は、もうSさんと話すことはないと決めていた。

昨日のセッションで、私はSさんを避けていたけれど、
Sさんがすーっとやってきて、「今、何を練習してる?」と聞いてきた。
私は一瞬固まってしまったが、「あ、○○です。」と大人対応をした。
すると「それ、やろう。」と言って、一緒にセッションした。
ダメ出しがこわかったけれど、Sさんはダメ出しはしなかった。

Sさんは知っていたのだろうか?
私が前回のダメ出しでへこんでいたことを。

一緒にやろうと来てくれたのは、
ぼくは敵じゃないよ、という、Sさんなりのメッセージだったのかもしれない。
固くなった私の心は、雪解けのように、少しとけた。